入居のしおりのテンプレート|入力して印刷(自主管理の大家向け)
入居のときに渡す「入居のしおり」を、A4用紙1枚で作れるテンプレートです。物件名や連絡先など5つを入れると、その場でしおりができます。そのまま印刷でき、PDFでも保存できます。
登録は要りません。入れた内容はどこにも送らず、この画面の中だけで使います。空欄のまま印刷して、手で書き込んでも使えます。
入居のしおりのテンプレート(入力して印刷)
困ったときの連絡カード
きりとり
入居のしおり 大家
ゴミ
燃えるゴミ: 曜日 資源ゴミ:
出す場所: 粗大ゴミの申し込み先:
分け方は、市区町村の案内をご覧ください。
ガス□都市ガス□プロパンガス
においがするとき: 火を使わず、換気扇や照明のスイッチも入れたり切ったりしないでください。窓や戸を大きく開け、ガス栓とメーターのガス栓を閉めてください。プロパンガスは、ボンベの栓(容器バルブ)も閉めてください。閉めたら、連絡カードのガスの連絡先に電話してください。
ガスが止まったとき(地震のあと): においがしなければ、ガス機器をすべて止めてから、メーターの復帰ボタンを押してください。ランプや表示の点滅が消えるまで待ってから使ってください。においがするときや、ガスが使えないままのときは、何度も押さずに、同じ連絡先に電話してください。
水道
水が止まらないとき: トイレなどの止水栓を右(時計回り)に回して閉めてください(マイナスドライバーで回すものもあります)。止まらないときは、メーターボックスの中のバルブ(元栓)も右に回して閉めてください。閉めたら、大家に連絡してください。
元栓の場所: 水道局:
電気
電気が消えたとき: 近所も消えているときは、電力会社の停電情報を確かめてください。部屋だけのときは、分電盤のブレーカーを確かめてください。ブレーカーから焦げくさいにおいや変な音がするときは、触らずに下の連絡先に電話してください。
分電盤の場所:
停電の連絡先(地域の送配電会社):
鍵
なくしたとき: 鍵の業者を呼ぶ前に、まず大家に連絡してください。
業者を呼んだときの費用:
駐輪・駐車
退去
退去するときは、前までに大家に連絡してください。
メモ
入居のしおりに書いておくと、同じ質問が減ります
ゴミの日や、ブレーカーの場所、鍵をなくしたときの連絡先は、入居者からよく聞かれることです。答えが決まっていることは、入居のときに紙に書いて渡しておけば、夜や勤務中に聞かれにくくなります。連絡を急ぎ具合で分ける考え方は、「兼業大家の夜間・勤務中の入居者対応」で説明しています。
管理会社が配る入居のしおりは、何ページもの冊子になっていることが多いです。数戸を自分で管理している大家さんなら、よく聞かれることを1枚にまとめたほうが、入居者も読み返しやすくなります。
ゴミ出しや生活音のお願いは、「入居者へのお知らせ文例」の例文が使えます。
印刷してから手で書く所
建物の住所と目印、元栓や分電盤の場所、ガス漏れや停電の連絡先、駐輪場の使い方、退去の連絡の期限は、物件ごとに違うので、印刷してから手で書き入れてください。退去の連絡の期限は、契約書に書いた日数と同じにしてください。
退去の立ち会いで使う表は、「退去立会いのチェックシート」にあります。
駐輪場に置かれたままの自転車への張り紙は、「放置自転車の張り紙の例文」にあります。
ガス漏れの連絡先は、契約しているガス会社とは限りません。都市ガスのガス漏れは、地域のガス会社(ガス管を受け持つ会社)が受け付けます。2017年4月の自由化の後に、別の会社とガスの契約をしていても、受け付ける会社は変わりません(電力・ガス取引監視等委員会「ガス小売全面自由化に関するよくあるご質問と回答集」問30)。プロパンガスは、販売店の「緊急時の連絡先」に電話します。番号は、あらかじめ販売店に確かめておきます(LPガス安全委員会「ガス臭いと感じたら」)。
賃貸の入居のしおりに載せた、ガス・水・電気・火事の案内
- ガスのにおい: 火を使わず、換気扇や照明のスイッチにも触りません。スイッチを入れたり切ったりすると火花が出て、ガスに火がつくおそれがあるためです。窓や戸を大きく開け、ガス栓とメーターのガス栓を閉めて、ガス漏れの連絡先に電話します(日本ガス協会「ガス臭いと感じたら」)。プロパンガスは空気より重く、低い所にたまります。ボンベの栓(容器バルブ)も閉めます(LPガス安全委員会「ガス臭いと感じたら」)。
- ガスが止まったとき: 都市ガスでは、震度5相当以上の地震が起きると、メーターが自動でガスを止めます(経済産業省「緊急時のガスのストップと復帰」)。プロパンガスでは、ガスを使っているときに震度5相当以上の地震が起きると、メーターがガスを止めます(LPガス安全委員会「地震が起きたら」)。においがしなければ、ガス機器をすべて止めてから、メーターの復帰ボタンで戻せます。待つ時間は、都市ガスの案内では約3分、プロパンガスの案内では1分です。ガスの種類で違うので、しおりには「点滅が消えるまで待つ」と書きました(日本ガス協会「ガスが止まったら」、LPガス安全委員会「ガスメーター(マイコンメーター)の復帰方法」)。においがするときは、復帰ボタンを押さずに、ガス漏れの連絡先に電話します。
- 水が止まらないとき: トイレなどの止水栓を右(時計回り)に回して閉めます。止まらないときは、メーターボックスの中のバルブ(元栓)も右に回して閉めます(東京都水道局「水が止まらない」「漏水は早期発見・早期修繕を!」)。閉めたら、大家さんに連絡してもらいます。
- 電気が消えたとき: 近所も消えていれば、電力会社の停電情報を確かめます。部屋だけなら、分電盤のブレーカーを確かめます。ブレーカーから焦げくさいにおいや変な音がするときは、触らずに、地域の送配電会社(東京電力の区域では東京電力パワーグリッド)へ連絡します(東京電力パワーグリッド「急に電気が消えたとき」)。停電の問い合わせは、入居者が契約している電力会社でも受け付けます(電力・ガス取引監視等委員会「電力小売全面自由化に関するよくあるご質問と回答集」問29)。
- 火事・急病: 119番に電話します。電話では、住所と近くの目印を聞かれます(総務省消防庁「119番の正しいかけ方」)。そのため連絡カードに、建物の住所と目印を書く欄を置きました。事件や事故は110番です。
手順は、地域やメーター、設備の種類で違うことがあります。物件のガス会社や販売店、水道局の案内も確かめて、違うときは印刷した紙に書き足してください。
しおりの渡し方(紙とLINE)
しおりは、契約のときか鍵の受け渡しのときに、紙で1枚渡します。しおりの上の連絡カードは切り取って、冷蔵庫など目に入る所に貼ってもらいます。
LINEでやり取りしている入居者には、印刷したしおりの写真も送っておくと、紙をなくしても見返せます。ゴミの日や連絡先が変わったときは、お知らせを出し、しおりも印刷し直して渡します。

入居者の連絡をLINEで受けるなら、この記事の書き手が運営している「住まい番」も使えます。
参考にした資料
リンク先は2026年9月27日に確かめました。
- 一般社団法人 日本ガス協会「ガス臭いと感じたら」「ガスが止まったら」
- 経済産業省「緊急時のガスのストップと復帰」
- LPガス安全委員会「ガス臭いと感じたら」「地震が起きたら」「ガスメーター(マイコンメーター)の復帰方法」
- 電力・ガス取引監視等委員会「ガス小売全面自由化に関するよくあるご質問と回答集」問30、「電力小売全面自由化に関するよくあるご質問と回答集」問29
- 東京都水道局「水が止まらない」「漏水は早期発見・早期修繕を!」
- 東京電力パワーグリッド「急に電気が消えたとき」
- 総務省消防庁「119番の正しいかけ方」
書き手
住まい番 運営者
入居者のLINEの連絡にAIが一次対応するサービス「住まい番」を、個人で運営しています。自主管理の大家さんが、夜中や仕事中の連絡に一人で追われずに済むように作りました。